1 歯磨き剤は使用しない
歯磨き剤は一切使いません。何故かと言うと、毛先が狙う所に当たっているか
傷がついていないかの視認の妨げになるだけではなく、香料などで爽やかになった気がして
きちんと磨けていないのに 「 磨けた 」 と感じて、止めてしまうことがあるからです。
また、唾液には細菌に対して抵抗力の担い手にもなる成分が含まれています。
売られている歯磨き剤を使わなくても、口の中にたくさんある天然の唾液が最良の歯磨き剤です。
2 痛みが出ないように磨く
痛いのを我慢してブラッシングすると、あとで腫れる・肝心なところが磨けないなどの
障害がおきます。痛みがでないようにブラッシングすることが大切です。
3 出血させない
出血も痛みと同様、症状が一気に悪化したり、全身に悪影響を与える恐れがあります。
4 1本ずつ丁寧に
治療のブラッシングでは、歯と歯肉の境目を1本1本丁寧に磨く必要があります。
そのためにブラッシングには十分な時間をかけて下さい。
5 環境を整えましょう
歯周病治療のブラッシングは長時間磨きを何か月も続ける必要があるので
今まで通りの洗面所でのブラッシングでは長続きしません。
本を読みながら、テレビをみながら、お風呂に入りながらなど、気分をリラックスして
長時間ブラッシングできる環境を作りましょう。