少しづつステップアップ! 「 子育て歯科 」 のススメ
歯の治療は大人でも怖いもの。子供さんにしてみれば初めて治療を受けるということはかなり高いハードルです!
ですからただ、いきなり歯を削るのではなく
赤ちゃんが這い這いから、ようやく立って、そして歩き始めるように
その年齢 ( 精神的成熟度 ) に応じた治療ができるまで、少しづつステップアップを目指します。
子供のお口の中は日々成長過程にあり、咀嚼や味覚といった機能を獲得していく大事な時期です。
当院は、そのような成長過程にある子供さんの虫歯の治療と予防だけではなく
日頃の生活習慣の中で、何か問題点がないかを一緒に考え
お口の健康管理をすることで、子供さんの全身の健康増進をお助けできるように考えています。
子供の成長とトレーニング
診療室に入るなり泣き出して治療ができなかった子供さんが、徐々に治療を受けられるように
なることで自信をつけ、歯科治療を通して精神的な成長につながることを期待してみませんか!
当院では、そのような例を多く経験してきています。
まずは、歯科医院の雰囲気やスタッフに慣れてもらうこと。診療室の中にスムーズに入ってこられるようになって
診療台の上に座ることができたら、歯医者さんの道具にちょっとづつ興味をもってもらいます。
そして、痛みが出ていない場合は 「 簡単に済む治療 」 から行なっていきます。
必要な治療まで進めていくには、通院する回数も増えてしまってお母様や保護者の方は大変ですけど
子育てと一緒で、トレーニングする風に治療を進めていくと、歯医者さんに恐怖心の強いお子様でも
スムーズに治療を受けられるようになり、そのことが自信にもなって成長していきます。
4歳未満の子供を言葉や理屈で説得するのは難しいです。では、3歳までは治療ができないのかというと
そんなことはありません。治療に慣れそうな子供さんは積極的に治療していきますし
虫歯がなくても、歯が生えてからの 「 フッ素塗布 」 等の予防処置は重要ではないでしょうか。
また、虫歯があっても治療が無理な場合には、進行を遅くするための処置を行って
治療が開始できるまで痛みが出にくいような方法をとります。 痛みがあれば応急的な処置を行ないます。
それからキシリトールの活用方法と ” 低濃度フッ素 ” の自宅での取り扱い方、日常生活での間食指導を行なって
治療後のカリエスフリー ( 虫歯がない状態 ) を持続させることを目指します。
その後は、定期健診をご活用下さい。
フッ素の安全性を気にするお母様片が増えてまいりました。歯科用フッ素については賛否両論ございます。
人体に良くないのでは?と不安になられると思いますが 極端に言えば水や塩分だって採りすぎば良くありません。当院ではフッ素使用の否定はしていませんが、無理にススメル事は致しておりません。
例え、高濃度の歯科用フッ素であっても塗布は一瞬です。しかも流してしまいますので フッ素単独での健康への影響よりも、虫歯予防から得られる様々なメリットの方が大きいと捉えています。
矯正専門医と一般歯科のスキルを持ち合わせた院長にお任せ下さい
当医院院長は、歯科医師には珍しく、大学病院の矯正科に6年間勤務し
その後一般開業医に勤務しながら、矯正専門医として各地の医院で診療してまいりました。
その豊富な経験から、「 一般歯科 」 と 「 歯列矯正 」 の治療とを一貫して行なっており
患者さんのお口の状態も把握しやすく、矯正技工も自ら作成しておりますので柔軟に治療に対応する事ができます。