叢生、上顎前突、下顎前突 ( 反対咬合 )、過蓋咬合、交差咬合などの全体矯正治療や
軽いねじれや隙間を閉じるような部分矯正まで、歯列矯正には様々なケースがございます。
矯正治療というと、皆さん、歯の表面に器具をつける治療をまず思い浮かべるかと思います。
しかし、矯正方法には、歯の表面に器具をつける以外にも色々あり、子供時代に行った方が良い場合や
大人になってから行う成人矯正など、その方、そのケースによって異なってくる場合がほとんどです。
患者さんの年齢、矯正の目的、治療期間、開始時期によって、条件と方法も様々に変化します。
わたしは、歯科医師には珍しいタイプで、大学病院の矯正科に6年間勤務し
その後一般開業医に勤務しながら、各地の医院では 「 矯正専門医 」 として診療してまいりました。
その豊富な経験の甲斐あって、当院は 「 一般歯科 」 と 「 歯列矯正 」 の治療を一人の歯科医が
一貫して手がけています。この事によって患者さんのお口の状態を把握しやすく矯正技工も自ら作成しておりますので
様々なケースの歯列矯正に、幅広い選択肢から柔軟に対応できると思います。
頭部X線規格写真セファログラムは、顎の骨の形や角度、歯の生えている方向などを
一定の基準に従って分析するための、矯正歯科治療に不可欠なレントゲン撮影技法。
特殊なレントゲン撮影で一定の基準に基づき、矯正治療前~矯正治療中~矯正治療後の歯の状態を比較します。
北山歯科では、埼玉県久喜市で開業当時からセファログラムを導入し 歯並びでお悩みだった患者様の歯科矯正に取り組んでまいりました。
ムーシールドは、3歳児から受け口 ( 反対咬合 ) を改善させる、特殊なマウスピースを寝ている間に装着する方法。痛みもなく子供に負担も少なく、筋肉を整えて理想的な顎に成長を促します。
受け口は舌の位置が低い為、下あごを前に押し出すように筋肉の圧力が働いています。マウスピースの装着で舌の位置を上げ
口の回りの筋肉を正常化することで、上あごの成長を促し、舌あごの成長を抑えるようにして反対咬合を改善する治療法です。
6ヶ月~1年で効果が表れ、約9割りで改善。 対象年齢3~6歳位まで
お口の周りの筋肉が弱いと、そのせいで歯並びが悪くなったり、矯正装置を外した後に再び歯が正しくない位置に
動いたりしまので、必要な患者様には、MFT ( 口腔筋機能療法 ) を積極的に行っています。